夜の標本室

夜の天窓

葉の間から覗く星世界をのぞいているようででも、知らないことが心地いい。
夜の標本室

夜の呼吸

庭のすみで息をひそめる。月はそれを知っていて揺れることなく、見守ってくれる。
夜の標本室

永遠の一瞬

星はずっとそこにある。その瞬間世界はほんの少し色を変えた。
夜の標本室

境界線の庭

昼と夜の間どちらにも行けない場所でも、そこが一番落ち着く。
夜の標本室

深い呼吸

夜が庭を抱き水が胸を満たす世界の呼吸を、そっと感じる時間。
夜の標本室

蒼い余白

何かを書くためじゃなくて書かなくていいための空白。夜は人生に余白をくれる。
夜の標本室

足あとが消えるまで

急がなくていいどこにも行かなくていい。足あとが消えるくらいの時間ただ、立ち止まっている夜。
夜の標本室

夜に溶ける白

雪は冷たいのに夜と混ざると不思議とあたたかく見える。
夜の標本室

月を見るための静けさ

月は騒がしい場所ではあまり光らないちゃんと見るにはちゃんと静かになる必要がある。
夜の標本室

雪はまだ話してる

静かだから何も起きていないって思われがちだけど雪はずっと降りながら世界と相談してる。